ケアステーションモーニングカンファレンス
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■メカニズム(一般的な考えられ方)

脳からの信号が運動神経(α繊維)を伝わって筋細胞の表面に達すると筋肉が働きます。
脳からの信号をコントロールし、適度な筋の伸縮を保つ機構が筋紡錘(きんぼうすい)と腱紡錘けんぼうすい)です。

 
筋紡錘
筋肉が引き伸ばされすぎないように収縮させる(伸張反射)
 
腱紡錘
筋肉が収縮すると腱が引き伸ばされるが、その際腱が引き伸ばされすぎないようにする(筋肉が緩む)
何らかの原因で運動神経が異常興奮し、筋紡錘と腱紡錘のバランスが崩れ連続した収縮をしてしまう・・・これがけいれん(痙攣)の状態です。


■原因

生理的要因
脱水状態,食事の不摂生,既往歴(貧血)
糖質不足(筋グリコーゲンの枯渇),酸素欠乏,組織の虚血(循環不良),分解酵素の欠損,乳酸の蓄積, 電解質異常(低カルシウム(Ca)・低ナトリウム(Na)・低クロール(cl)・低マグネシウム(Mg)・高カリウム(K))
肉体的要因
睡眠不足,筋疲労,急激で高度な運動,ウォームアップ不足,柔軟性の欠如
精神的要因
緊張,不安,ストレス
環境要因
気温(高温・低温),湿度(多湿),服装,サーフェイス,天候

 <戸塚主任の経験談より>
野球の選手が試合の時にふくらはぎにけいれんをおこしたことがありましたが、シューズの紐を緩めたところけいれんがおさまりました。
精神的緊張からいつもより紐をきつく締めてしまい、それによる虚血状態で血液循環が悪くなりけいれんを引き起こしてしまったと推測されます。

■発症部位

ふくらはぎ・前もも(大腿四頭筋)・ハムストリングス・背部・側胸部
下肢(ふくらはぎ・太もも)にけいれんが多いのは、これらの筋肉が重力に対して姿勢を保たせるために働いている抗重力筋といわれるもので、ほかの筋肉よりも筋紡錘・腱紡錘の反射機構が発達している為だと考えられています。


 筋けいれん① / 筋けいれん② /